やりたかったけどやれなかったこと、これがどんどん進みます。 専務取締役倉橋和良様創業:1918年 事業:石鹸・歯磨き粉・化粧品の製造・販売 所在地:東京都北区東十条 従業員数:69名 (取り組み一例) 後継者である倉橋専務より 今後の方針の発表 (取り組み一例) 次世代幹部候補が集まり 会社の問題(新規開拓等)について議論する (取り組み一例) 会議形態の見直しにより 連携強化を図る Q.1 アイアルマーズを選んだきっかけは何ですか? アイアルマーズと出会ったのは、弊社においてちょうど次世代への代替わりを考えている時期でした。 次世代へ向けて、やるべきことが山積している真っ只中。 「やりたいことはある、でもなかなか実行できない」それが当社の課題、ひいては次世代に引き継ぐ上での課題でもあったため、アイアルマーズの力を借りて、 推進力を強化すると同時に、その活動を通じて次世代の組織強化に取り組もうと考えました。 Q.2 会社はどのように 変わってきましたか? 社内改革においては、上述した「やりたいけど実行できなかったことが推進されたこと」、「社員の自主性が上がってきていること」を効果として感じています。 やりたいけど実行できなかったこと、複数ありますが代表的なものは商品の値上げです。 適正な利益を確保するために商品の値上げは重要テーマの一つでしたが、なかなか推進がなされていませんでした。 しかし、プロジェクトを組んで、計画を立て、実行し、チェックを行う場を設けたことによって、値上げが推進されました。 また、社員自らが会社の重要テーマについて話し合う機会が多々持たれていることから、社員の当事者意識が上がり、主体的な提案がなされるなど、変化してきています。 Q.3 幹部の育成により、 どのような成果が上がりましたか? 特に印象に残っているのは、プロジェクトの一つに「工場内の5S推進」がテーマとしてありますが、5S活動の成果が着実に表れているということはもちろん、それに携わったプロジェクトリーダーが大きな成長を遂げたことだと思っています。 プロジェクトリーダーを担っているのは中間層の社員なのですが、自らリーダーシップを発揮し、積極的に社員への声掛けを行うことや、勉強会を自ら開催するなど、獅子奮迅の働きを見せるようになりました。 さらには、個人単位の動きにとどまらず、仕組みレベルまで物事を落とし込んで考えるようになったことには驚いています。 これまではそういった機会がなかったことから、なかなかリーダーシップを発揮する場がなかったのかもしれませんが、 意見を出す場を設けたことによって、中間層の社員にプロジェクトリーダーとしての資質が開花したように感じています。 Q.4 アイアルマーズの印象を 教えてください。 アイアルマーズは当社が次世代に移行するにあたり、欠かせないパートナーだと思っています。次世代へのスムーズな移行は、会社の最重要テーマです。 その中で、アイアルマーズにはプロジェクト活動の陣頭指揮を執ってもらうこと、さらにはそれらの活動を通して自立自走型の組織、つまりは次世代に移行した際にどんな時代でも戦っていける組織へと進化させてもらいたいと思っています。 また、私の良き相談相手であってもらいたいとも思っています。外部に相談できるパートナーがいるということは、本当に心強いことだと思いますので、 今後ともよろしくお願い致します。 BACK